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よくあるご質問

予防関連フルオール・ゼリー歯科用2%

フルオール・ゼリー歯科用2% 用法用量

年間の塗布回数はどれくらいですか?
添付文書に記載している通り、通常は年間1~2回です。
年2回以上の塗布回数に関しては、有効性・安全性等の検証は行われていませんが、歯科医師の裁量で、萌出期など、患者のう蝕リスクが高いと判断する場合は、塗布回数を増やす場合もあります。保険(フッ化物歯面塗布処置)では3ヶ月に1回算定できるとされています。
1回の塗布を、3~4分間で、1週間の間隔で4回行っても良いですか?
この方法は、中性フッ化物歯面塗布剤(9000ppmF)の使用方法です。
フルオール・ゼリー歯科用2%はリン酸酸性フッ化物塗布剤ですので、1回の塗布を1クールとして年間1~2クールを行なってください。
1回に使う量はどれくらいですか?
1口腔あたり塗布薬液量は2mL以下としてください。乳歯列では1mL以下の量で塗布できるとされているため、幼小児にはこれ以下の必要最小限の量にとどめて下さい。なお、適用中の唾液は飲み込まないよう指導してください。
添付文書に「塗布薬液量は、幼小児においては必要最小限度にとどめること。」とありますが、具体的な塗布量はどれくらいですか?
歯数や歯表面積によって異なります。乳歯列では1mL以下の量で塗布できるとされているため、1mL以下を目安に、必要最小限の量を塗布してください。
塗布方法はどのようなものがありますか?
添付文書に記載している通り、一般的方法として綿球等を用いて塗布していただくか、トレー法としてトレーに薬剤をつけて噛んでいただく方法があります。
歯牙に対して何分間作用させれば良いですか?
3~4分間作用させてください。ただし、幼小児が嫌がる場合は無理をしないで短時間の適用にするなど、適宜ご検討ください。
塗布後はうがいをしても良いですか?
余分な薬剤はガーゼなどで拭き取り、塗布後約30分は洗口しないようにしてください。ただし、薬液の残留する唾液は吐き出させ、飲み込まないようにしてください。
塗布後すぐに飲食をしても良いですか?
塗布後約30分間は飲食をしないようにしてください。

フルオール・ゼリー歯科用2% 性状・製剤特徴

フッ化物濃度とpHを教えてください。
フッ化物濃度は9000ppm(Fとして9000ppm)です。pHは約3.5です。
なぜリン酸で酸性にしているのですか?
リン酸酸性では脱灰反応が起こりにくく、歯牙へのフッ素の取り込みが良好になるためです。フルオール・ゼリー歯科用2%はリン酸酸性フッ化ナトリウム歯面塗布剤(APF)と呼ばれるものでBrudevoldらの第2処方をベースにしております。

フルオール・ゼリー歯科用2% 成分・使用対象

食物アレルギーを引き起こすとされる原材料は使用されていますか?
香料の原材料としてアレルギーの原因となるタンパク質を除去した「オレンジ」精油が使用されています。
オレンジ以外の特定原材料27種(卵、乳、小麦、落花生、えび、そば、かに、くるみ、アーモンド、あわび、いか、いくら、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン)は使用していません。
対象年齢はありますか?
幼小児から高齢者まで、歯のあるすべての方が対象になります。
りんごの成分は含まれますか?
りんごの成分は、含まれておりません。
インプラント材や補綴物があっても大丈夫ですか?
実際の口腔内に存在するインプラント材や補綴物への影響は不明ですが、ココアバターやワセリン等で保護してから塗布を行うことをおすすめします。
In vitro試験において、チタン、チタン合金又はケイ素含有材料(歯科用グラスアイオノマーセメント、歯科用コンポジットレジン充填剤等)との接触で、変色したり、表面性状に影響を及ぼすとの報告があります。

フルオール・ゼリー歯科用2% 使用期限 保管方法

使用期限はどれくらいですか?
未開封状態で、製造から3年です。
どのように保管したら良いですか?
遮光下、室温(1~30℃)で保存してください。

フルオール・ゼリー歯科用2% 薬価・保険

薬価はいくらですか?
薬価はありません。処置料に含まれます。

フルオール・ゼリー歯科用2% 販売

患者様に処方して良いですか?
処置薬として院内でご使用ください。

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